バランスボールが子どものカラダに与える影響
バランスボールは、不安定な球面に「座る」・「姿勢を保つ」動作を行うことで、
無意識のうちに「体幹(腹筋・背筋・骨盤周囲の筋肉など)」を使う運動になります。
この「体幹を使う感覚」は、日常生活ではなかなか意識しづらいものです。
バランスボールを使うことで、
・背すじを伸ばした正しい姿勢
・軸が安定した動作
・疲れにくいカラダづくりが自然と身についていきます。
特に、座った状態での姿勢保持に必要な筋力やバランス力が養われることで、長時間の学習姿勢や集中力の持続にもつながります。
「正しい姿勢」はすべての基本
正しい姿勢を保つために必要な「体幹」や「重心のコントロール力」は、あらゆるスポーツに共通する土台となる力です。
例えば、「走る」・「跳ぶ」・「投げる」・「止まる」といった基本動作の安定性やスピードは、カラダの軸がしっかりしているかどうかで大きく変わります。
バランスが崩れやすい子は、力がうまく伝わらずフォームが乱れたり、無理な動きでケガにつながったりすることもあります。
バランスボールを使ったトレーニングでは、自然と「自分のカラダを正しく支える力」が身につき、
・動きがスムーズになる
・姿勢が安定する
・プレイ中の動作のブレが減る
・ケガをしにくくなる
といったスポーツの基本的な能力の底上げにもつながります。
どのスポーツをするにも「姿勢と体幹」は共通の基盤です。
バランスボールは、まさにその「基礎力」を育てるのに最適なツールです。
年齢・発達に応じた、安全で効果的なプログラム
当教室では、バランスボールを使ったトレーニングを、年齢や発達段階に応じて行っています。
「跳ねる」「転がす」といった遊びではなく、
・安定した姿勢保持
・コントロールされたカラダの動き
・丁寧なフォームでの体幹トレーニング
といった、目的に沿った運動メニューを中心に実施しています。
それにより、「楽しそうに見えるけど、実はしっかり効いている」という、見た目以上に本格的な運動効果が得られるのが特長です。
また、運動が苦手なお子さんでも、しっかりサポートしながら進められるので、無理なく、そして確実に力をつけていくことができます。
姿勢だけじゃない、バランスボールの広がる効果
バランスボールを使った運動で育つのは、目に見える「姿勢」だけではありません。
継続することで得られる変化は、もっと身近で、日常生活の中でふと気づけるものです。
例えば
・床に座っていても、背中が丸くなりにくくなった
・体がふらつかず、落ち着いて動けるようになった
・疲れにくくなり、表情にも余裕が出てきた
こうした変化はすべて、「カラダの軸」が育ち、自分のカラダをコントロールできるようになってきたサインです。
運動神経や筋力とは別に、「体を使いやすくする力」がついてきている証拠とも言えます。
大きな成果は、すぐには見えないかもしれません。
けれど、少しずつ積み重ねることで、お子さん自身が「なんだかカラダが動かしやすい」「楽に立っていられる」と感じるようになります。
それは、これからの成長や、あらゆる運動・活動の土台になっていくものです。
日々の小さな変化に気づいたとき、バランスボールの本当の価値を実感していただけると思います。
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