「カラダ」と「ココロ」で感じるジャンプの楽しさ
今月のレッスンテーマは「走り高跳び」。
走って、踏み切って、跳び越える! そんなシンプルな動きの中に、子どもたちの運動能力を育む大切な要素がたくさん詰まっています。
今回は、レッスンのポイントをいくつかに分けてご紹介します。
タイミングを合わせて跳ぶ力
走り高跳びの動作は、「助走」「踏み切り準備」「踏み切り」「空中動作」「着地」といった一連の流れで構成されています。
この一つひとつの動作をスムーズにつなぐためには、自分のカラダの動きを感じながら調整する“運動のつながり”をつくる力(運動連結力)が必要です。
このような複数の動きを連動させる力は、他のスポーツのプレーやリズムのある日常動作でも、スムーズで無駄のない動きを生み出す基盤となります。
イメージし、調整する力が育つ
「どこで踏み切る?」「どんな姿勢で跳ぶ?」
走り高跳びでは、自分の動きをイメージし、それに合わせてスピードや歩幅、タイミングを調整していく力が求められます。
この過程で、うまくいかなかったり、思うように跳べなかったりすることもありますが、その都度考え、工夫することでカラダの感覚がより研ぎ澄まされていきます。
さらに、「今の動きはどうだった?」「次はこうしてみよう」と自分を客観的にふり返る姿も見られました。こうした試行錯誤の積み重ねが、運動の質を高め、よりスムーズで力強いジャンプにつながっていきます。
この“自分のカラダに意識を向ける力”は、走り高跳びだけでなく、さまざまな運動や日常の動作にも活かされます。
挑戦する気持ちと自己効力感
最初は高いバーを前に、少し不安そうな様子だった子どもたちも、柔らかいバーやマットを使って安全に取り組める環境の中で、少しずつ「やってみよう!」という気持ちが育っていきました。
こうした安心して挑戦できる体験は、「自分ならできる!」という気持ち=自己効力感を育むきっかけになります。
成功体験が重なることで、挑戦への意欲がどんどん高まり、自信を持って次のステップに進む姿も見られました。
走り高跳びは、「カラダの使い方」だけでなく、「考える力」や「ココロの成長」にもつながる運動です。これからも、楽しみながら子どもたちの多方面の力を育んでいきます!
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